ワインとチョコレートの相性は? バレンタインが盛り上がるワイン
人生を変えるワイン学 第38回
Love Rosso IGT Veneto
(ラブ ロッソ IGT ヴェネト)
立体的なインパクトのあるハートのエチケット(ラベル)。その名もラブワイン(愛のワイン)です。ロミオとジュリエットの舞台となったヴェローナがあるヴェネト州で造られたことからロミオとジュリエットがモチーフとなっています。愛を深めるのにふさわしい赤ワインです。
チェリーやプラムの香りとほんのりカカオを感じる味わい。陰干しブドウによる果実の凝縮感とタンニンのバランスがよいワインです。
ビターチョコ、高カカオのチョコ、ピスタチオ入りチョコと相性抜群です。
産地:イタリア ヴェネト
ブドウ品種:コルヴィーナ60%、メルロー40%
mista価格:1130円(税抜き)
Chocolate Tube Primitivo
(チョコレート・チューブ プリミティーヴォ)
チョコレート・チューブという名のワインは、チョコレートのように甘いのかな・・と甘口ワインを想像する方が多いですが、甘いチョコレートというよりはビターチョコレートのようなほのかな苦みのある辛口タイプです。
カカオの香りとロースト香がするチョコレートを思わせる大人な味わいの辛口赤ワイン。豊かな果実味と濃厚でほどよいタンニンを感じるこのワインは、ビターチョコ、ミルクチョコ、アーモンドやナッツ入りチョコと相性抜群です。
ビターチョコみたいなワインですから、甘いものが苦手な方へのバレンタインの贈りものに最適です。バレンタイン限定のスペシャルアイテムとして、専用の筒型BOXに入れてあります。
産地:イタリア プーリア
ブドウ品種:プリミティーヴォ100%
mista価格:1,320円(税抜き)
いかがでしたでしょうか。
今回頭に入れていただきたいのは、以下の3つです。
①ワインとチョコレートの共通点はポリフェノール
②ワインとチョコレートの似た要素を合わせる
③チョコレートに万能なワインは「ポートワイン」「バニュルス」「アイスワイン」「貴腐ワイン」
チョコレートをもらったらお家でワインと合わせてみてはいかがでしょうか? 1種類のワインと合わせるなら、違ったタイプのチョコを食べ比べするのも面白いですよ。実際に何パターンかのチョコとワインをお店で合わせてみたことがあるのですが、ぴったり合うチョコを見つけたときは幸せな気持ちになりました。
逆に、合わないチョコもありますけど・・それはそれで、楽しいものです。チョコレートとワインの新たな発見があるかもしれませんね。
これから、このような具体的なシーンを通して、ワインの楽しみ方、そして何よりワインの美味しさをお伝えしていきたいと思います。
次回をお楽しみに!
*この連載は隔週水曜日更新予定です。